食べた物が身体を作る・3

よく食べるものとして、お肉の中では「とり胸肉」を頻繁に食べています。
知っている方も多いかもしれませんが、今日はとり胸肉について書いてみます。

むね肉は、もも肉に比べると低カロリーで、たんぱく質がもも肉よりも多く含まれています。たんぱく質をしっかりとることで筋肉の増加につながり、筋肉量が増えると基礎代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすい身体になります。

私は運動をよくするので、たんぱく質は意識して食事でとるようにしています。

ちなみに、むね肉は日本では安くて家計に優しいのですが、欧米ではそれほど安い部位ではないそうです。
欧米では、もも肉よりもヘルシーで人気があり、需要が高いからだそうです。

さて、とり胸肉を食べるのは、たんぱく質のためだけではありません。
実はイミダペプチドという成分も大事なんです!!

むね肉は、もも肉に比べると低カロリーにもかかわらず、たんぱく質が100 gあたり22 ・3gともも肉の18 ・8gよりも多く含まれています。たんぱく質の摂取は筋肉の増加につながり、基礎代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすい身体になります。また、渡り鳥の翼の付け根や、回遊魚の尾の付け根など、体の中でも活動量の多い部分に含まれているイミダペプチドが、鶏の羽の付け根であるむね肉に100 gあたり1223mgと豊富に含まれています(もも肉は同46 7mg)。イミダペプチドは、抗酸化(細胞の損傷や活性酸素を抑える)や疲労回復に効果があると言われ、1日100gの鶏むね肉を摂取すると体内に発生した活性酸素を除去し、日常生活の疲れを防止することができるとされています(産官学連携「疲労定量化及び抗疲労医薬・食品開発プロジェクト」)。さらに、脳の老化改善効果があることが判明し、将来認知症の発症を予防する食品として活用されることが期待されています(2014年農林水産研究成果10 大トピックス)。

https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_001098.html(引用HP/独立行政法人農畜産業振興機構HP)

前回紹介した、ブロッコリースプラウト同様、抗酸化作用のある食品が好きです(笑)

買う時の選び方は、ドリップ(ピンク色の液体)が出ていないものを選びます。
これはとり胸肉は水分をたくさん含んでいる部位なので、水分や旨味が流出してしまっているものは、調理してもパサついて美味しくないからです。
調理の仕方も、この水分を逃さないようにすることがポイントになります。
片栗粉などでコーティングして焼いたり、茹でる時も沸騰時間を短くし、その後放置して熱を中まで入れるとジューシーで美味しくなります。

私はスープ煮のようにして、月桂樹の葉や生姜・ネギ・セロリの青い葉の部分など、その時に余っている香りのある野菜と一緒に煮ています。この時に好みで「鶏ガラスープの素」「コンソメ」などで薄く下味をつけても美味しいです。
冷めたらスープごと冷蔵庫に保存します。そうすると最後までお肉がしっとりとして、おいしく食べきれます。
このお肉を食べる時は、お肉があっさりしてて淡泊な味なので、ごま油を垂らしたり生姜、大葉、茗荷、さらしネギなど薬味を添えて好みのタレをつけて食べてるのがおすすめです。ゴマダレをつけるとバンバンジーのようになります。夏は冷やし中華に入れても美味しいですよ!

また冷凍するときは、私は下味(酒・塩・砂糖を好みで)を軽くつけてから、オイル(コーティングして解答時に水分が逃げないように)を少々まぶして、ジップロックで空気を抜いて保存しています。

「胸肉 レシピ」などで検索すると、たくさん出てきますので工夫して、ぜひ美味しくたんぱく質とイミダペプチドを取ってみてください。

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