ケア鍼灸
乳房切除後疼痛症候群(PMPS)
傷はできませんので感染症の心配は全くありません
乳房切除後の疼痛緩和ケアにはこれまでの臨床経験から鍼灸でかなり緩和されると思います。乳癌の手術後に傷が痛い、チクチクする、腕が上がらなくなった(傷と反対側の腕がなるのこともあります)などの症状は比較的多くの方に出るようです。 痛み止めも効かなかったり寝返りを打つたびに痛くて眠れない、洗濯物が干せないなど生活に支障をきたして来院される方が沢山います。手術の際に腋窩リンパ節を郭清した場合、感染に対する抵抗力が落ちるため傷を心配する方が多いと思いますが、当院では皮下に刺入しない接触鍼という方法で鍼治療が可能なので傷はできませんので感染症の心配は全くありません。 また痛みのある局所には鍼をしません。