コロナワクチンについて考える

コロナワクチンの接種が進んできましたね。
職域接種で、今後は若い世代の方も接種する方がすこしづつ増えてくると思います。
患者さんからも職域接種日が、7月中に決まったというお話をちらほらお聞きします。

今日は、コロナワクチンについて書いてみたいと思います。
はじめに述べておきますが、私はワクチン接種に対しては反対でも賛成でも特にありません。

ただ、今回の接種は個人の判断にゆだねられている部分が大きいので、個々人が自分の置かれている年齢や環境、健康状態に応じて、理論的なデータなども積極的に見て接種の判断をすることが、非常に重要になってくると考えています。

私なりに調べて、分かり易い資料を提供してくださってる㏋や動画を紹介してみたいと思います。
青い文字がリンク先のページです。

まず、現在接種が進んでいるワクチンの種類や作用機序を皆さんご存じでしょうか。
色々見てみたのですが、こちらの小金井市医師会さんのページが分かり易いかと思います。
「mRNAワクチン」について図解も入って分かり易く説明してくださっています。
こちらの資料の一番下のほうのには「こびナビ」というコロナに関する情報を医師の方が
監修して解説しているHPへのリンクもありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
小金井市医師会

続いて、国内で開発がすすめられている塩野義製薬の「遺伝子組み換えタンパクワクチン」について。
「mRNAワクチン」と「遺伝子組み換えタンパクワクチン」の違いについての毎日新聞の記事がありました。
こちらは有料記事なので少ししか読めませんが、無料で読める部分に簡単に書いてあります。
毎日新聞

そして、こちらは泉大津市の市長さんの動画です。
きちんと数値化されたデータに基づいてお話をされています。
資料も画面に出てくるので非常に分かり易いです。
自分の年齢に合わせてどのような選択をすると良いのかという
ガイドラインにもなるかと思います。
泉大津市市長さんの動画

もっと詳しく海外の論文も読み込んでみたい方はこちらをどうぞ。
英文で表題が書かれていれても、クリックすればPCなどで日本語に自動翻訳されますから大丈夫です。
かなりたくさんの論文が紹介されています。
国立感染症研究所・論文紹介ページ

皆さん、それぞれに生活環境・年代・基礎疾患の有無など事情があると思います。
当院でも現在妊活中の患者さんや、妊娠が判明した患者さんも接種すべきか迷っているというお話をされています。
新しいワクチンですから、中・長期的な影響のデータがないので非常に難しい判断になりますよね・・・・。

接種が職務上ほぼ必須な方もいるし、選択の自由が事実上ないという方も当然いると思います。
また、ワクチン接種で守れる命が沢山ある事も事実だと思います。

接種を自分で選択出来る方は、自分の体内にどのような物質が入ってくるのか。
いろいろな情報を得たうえで、現時点でわかってきているメリットとデメリットは
どのようなものなのかを理解し、接種することが大切なのではないかと思います。

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