先日、院内で行っていた鍼灸治療の勉強会が終了しました。

コロナ禍なので、昨年は延期した月もありましたが、なんとか予定していた回数を終了できました。

参加してくださった鍼灸師の方には毎回何か課題を出しましたが、次回までに出来ていない事も多く、そういう時は、はっきりと指摘しました。指導はそれなりに厳しかったと思います。

でも、患者さんの体を治療して効果を出す、その対価として施術費を頂くのが私たち鍼灸師の仕事です。効果を感じて頂ける治療をするという部分は最低限ベースとなる部分だと私は考えています。そのうえで笑顔で接客できるとか、心地よい空間を提供するとか付加的なサービスが必要だと思います。

参加していた鍼灸師さんたちも、その部分は忘れないで勉強を続けて頂きたいなと思います。
自費の施術は、患者さんが身体の変化を感じたり、この治療院・施術者に体を診てほしいと思って頂ける何かが無ければいけません。窓口での患者さんのお支払額もそれなりの金額なので、リピートして頂くハードルは決して低くはありません。

だからこそ、勉強を続けて施術のレベルを上げていく事が必須です。

（↑の写真は実技風景です。参加者の方のレベルに合わせて課題を決めて実技を実践的に行います。）

実技を行うので、2時間のつもりがいつも3時間超えになることもたびたびで、参加者の方も大変だったと思います。
少人数だったので、かなり細部にわたって指導させていただけたと思います。
私は、教えるという事に決して長けているわけではありません。今回人に教えていると、伝え方や普段何気なくやってしまっている施術の一つひとつの意味を改めて考えたり確認出来た事は、自身にとっても大変勉強になりました。

この勉強会が、参加者の皆さんの臨床に役立つ事を願っています。

特に講習料などは頂かない勉強会だったからか、最後にお礼と言う事で綺麗なお花が届いてびっくりしました!

 

こんなに綺麗なお花をありがとうございます。お心遣いに心から感謝します。

またいつか機会があれば、勉強会を開催したいと思います。
参加者の皆様、お疲れ様でした。